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今回はボールペンのお話。
新しい物を買ってみたので紹介します。
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rotring 4in1(ロットリング フォーインワン)
黒・赤・青(各0.7mm)とシャーペン(0.5mm)を使い分けられるマルチペンです。
新製品というわけでもないので、ブログ等のレビューもたくさんありますね。
定価で5,000円という高級ペンです。


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俗に言う振り子式マルチペンで、出したい色のアイコンを上に向けてノックすると芯が出てきます。
解除するにはクリップを開くように上側を押します。

内部に可動パーツがあるので振るとカラカラ音がします。
気になる構造に関しては、「多機能ペン振り子式仕組み」でググるか自分でバラしてみて下さい。
通常のマルチペンに比べて部品点数がやけに多いです。

使用してみた感想として
・真鍮製で少し重い
・ペン先のぐらつきは気になる程ではない
・ノック後のホールドが強く、勝手に戻りにくい
・書き味は可もなく不可もなくな感じ
・個体差か仕様なのか、アイコン位置が出したい芯の180°位置から少しズレてる(もしかしたら右手でノックした際、アイコンを確認するため若干手前に傾くのを計算したのかもしれません)

こんな所でしょうか。
一言で言うと「カッチリした重いペン」ですね。

芯に関しては4C規格と呼ばれるものを使用しているので、uni JET STREAMのSXR-200-05等の同規格品が使えるようです。




と、ここまでフツーにレビューしてきましたが本題に入ります。


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このペンは4色なのですが、ひとつだけシャーペンになっています。
私の使用用途的にシャーペンは不要です。
代わりに緑色が欲しいです。


結論:よし、改造しよう!


思い立ったが吉日、早速取り掛かります。(……まぁ4色ボールペンが欲しかったら素直にLAMY(ラミー) 2000 L401を買えという話ですが、このペンより高価なのと寸胴で無機質なデザインが好きなのでこっちを選びました)

とりあえずあちこちwebサイトをチェックしてみました。しかし芯を他社製に換えたという記事はあるものの、シャーペン部分をボールペン化したという記事は見つかりませんでした。
どこもかしこも無理だとか出来ないとか弱気なことが書いてあります。

そんなことねぇだろ!と半ば憤りながら読んでいたのですが、確かに普通に考えたら構造上無理です。私も頭を抱えました。


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でもやりました!
見事に4本のボールペンが収まってます。


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ノックや書いた感触に違和感無し。外傷もありません。

早速ですが改造方法を書いていきます。残念ながら写真はありません。

<用意するもの>
・rotring 4in1
・部品取り用にもう1本rotring 4in1 (4Cの芯を使う他のボールペンで代用できるかもしれません)
・ペンチorプライヤー
・ヤスリ等の切削工具
・ライター
・ノギス(キレイに作りたければ)
・ペンライト(中を確認する用)
・高価なペンを改造する勇気

<手順>(面倒ですがちゃんと読めば多分出来ます)
1.メインのペンをA、部品取り用をBとします

2.Aのペン先を回して外し、中の芯とシャーペンユニットを引き抜く。普通に手で抜ける

3.シャーペンユニットが刺さっていた、他より細くて長いパイプをペンチで引き抜く
 ・結構硬くてパワーが必要。壊さないよう慎重に
 ・パイプ先端は潰しても問題ない
 ・まっすぐ引き抜く
 ・抜いたあと中を見て、バネがグシャッとなっていないか、バネが手前に飛び出ていないか、シャーペンの位置でノックし正常に動くかを確認(この時点で壊れたらアウト)

4.抜いたパイプを所定のサイズに加工する(出来たものをパイプaとする)
 ・差さっていた側(ノック部側)から24.25mmの長さにカット・調整する
 ・差さっていた部分は削らない(同じところにもう一度差すため)
 ・ペンチでくわえた側は使わない
 ・薄肉なので潰さないように注意

5.Bのペンを分解または解体し、ボールペンの芯が入っていた真鍮パイプを変形させずに取り出す(取り出したものをパイプbとする)
 ・1本だけあればOK
 ・真鍮パイプに刺さっている黒いプラ部品は、刺さっている部分をライターやバーナー等で炙り、反対側からボールペンの芯で押すとキレイに抜けます

6.パイプaにパイプbをはめる
 ・aの削った側を、bのプラ部品が入っていた側に入れる
 ・細い丸ヤスリでbの内側にある突起を削って、しっくり入るように調整する
 ・目安としては強く引っ張ってやっと抜けるくらいのキツさがベスト
 ・a側先端は3〜4mmくらい出しておく
 ・bの反対側に、ボールペンの芯を差しておく

7.組んだパイプをa側から、初めに抜いたAの穴に差す
 ・Aのノックは解除しておく
 ・ボールペンの芯を持って真っ直ぐ差す
 ・奥までしっかり差したらbを突き当たる所までスライドさせる

8.押し込む為に差したボールペンの芯を抜き、各色のパイプに芯をセットする

9.ペン先をねじ込んで完成!


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しっかり寸法を出すと、芯の先が揃います。
因みに緑色の芯はPILOT BRFS-10F-Gを使いました。


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動作には関係ありませんが、bはそのまま使うと他より短くなります。
見た目がかっこ悪いので、余った真鍮パイプを2.5mmにカットして芯に入れてます。


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↑赤 ↓緑
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パイプbについている2本の線を消すことで識別になります。



一応書いておきますが、改造は自己責任でお願いします。
失敗したら潔く買い直すか、2、3本ストックを持っておきましょう。
文句は受け付けませんが、質問なら可能な範囲で受けます。

……勢いで記事を書いたけど誰か真似する人いるのかなぁ( ̄へ ̄;)

★リーマ★
2017.02.19 / Top↑
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